地中海に浮かぶ小さな島国マルタ。
淡路島より小さいものの、見どころがぎゅっと詰まっています。
3日あれば主要なスポットを巡れますが、
筆者が訪れた感想も交えつつ4泊5日の充実プランを考えてみました。
マルタ5日間モデルコース
- ※5日目に設定しているマルサシュロックは、日曜日しか開催していないのでご注意ください
1日目:首都バレッタとスリーシティーズを満喫
マルタの旅の始まりは、マルタの首都であり、
街自体が世界遺産の首都バレッタから。
- 午前:バレッタ歴史地区散策
- 荘厳な聖ヨハネ大聖堂や、マルタ騎士団の歴史を伝える騎士団長の宮殿などが有名です。
聖ヨハネ大聖堂は営業時間が短いので、
中に入れる時間を調べてから訪問することをお勧めします。 - アッパー・バラッカ・ガーデンからは、美しいグランドハーバーの絶景を楽しむことができます。
第二次世界大戦時のあれこれもありますので、
歴史に興味がある方はガイドを付けてみるのもお勧めです。 - 漁村(Wuestenwinds beach)は筆者の一番のおすすめです!
たまたま見つけた場所のため正確な場所を忘れてしまったのですが、
ネコに出会いたい方は城壁の外側にあるので是非探してみてください。
- 荘厳な聖ヨハネ大聖堂や、マルタ騎士団の歴史を伝える騎士団長の宮殿などが有名です。
- 午後:スリーシティーズ探訪
- 小舟に乗って、バレッタの対岸に位置する「スリーシティーズ(ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークワ)」に移動して趣のある歴史的な街並みを堪能しましょう。
正直筆者は街並み自体はあまり印象に残っていないのですが、
小舟に乗っての移動は楽しいのでお勧めです。
- 小舟に乗って、バレッタの対岸に位置する「スリーシティーズ(ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークワ)」に移動して趣のある歴史的な街並みを堪能しましょう。
- 夜:バレッタでディナー
- バレッタでおススメのご飯屋さんはこちらです。
SOTTO PINSA ROMANA VALLETTA – Menu, Prices & Restaurant Reviews – Tripadvisor
マルタ料理ではなくピザなのですが、
イタリアに近い食文化なので本場の味だと思ってもよいのではないでしょうか…
筆者は特別美味しいと思ったレストランはこちらしか見つけれらませんでした…
- バレッタでおススメのご飯屋さんはこちらです。

2日目:ゴゾ島の歴史を感じながら散策
マルタには日帰りで行ける素敵な離島があり、どちらもかなりおススメです。
一日のうちに両方行くこともできますが、せっかくですので分けて行きましょう。
まずはゴゾから。
ゴゾ島内は、観光バス(Gozo Sightseeing Hop-On Hop-Off Bus)や公共バス、タクシー、レンタカー、またはツアーを利用して巡ることができます。
筆者は効率重視でホップオン・ホップオフバスで巡りましたが、
値段が少し高いのと、お土産屋さんに強制的に寄ることになるのが少し嫌でした。
- 午前:チタデル観光
- マルタ本島からフェリーで約25分でゴゾ島へ行くことができます。
こちらは島民の足なので、大型フェリーがそれなりの頻度(45分毎)で運航しています。 - ゴゾ島の中心地ヴィクトリアにある要塞都市「チタデル」は必見です。満里奈三自体も美しいですし、城壁の上からはゴゾ島の美しい景色を一望できます。
- マルタ本島からフェリーで約25分でゴゾ島へ行くことができます。
- 午後:タ・ピーヌ教会
- 「タ・ピーヌ教会」が筆者の一番のおすすめです。夕暮れを狙っていくと綺麗な景色が見られます。
- ジュガンティーヤ神殿(Ġgantija Temples)はゴゾ島中心部に位置する世界遺産です。5500年前からあるとのことで、こちらも有名な観光地の1つです。
筆者は一応行ってみましたが、興味がなければスキップでも問題ないかと思います。 - あとはお土産を買ってフェリーで本島に戻りましょう。
ハチミツが有名です。
- 夜:ゴゾ島またはマルタ本島で過ごす
コミノ島へはゴゾからも向かうことができます。
また、本島に戻る場合にも港の近くに宿をとると翌日が便利です。

3日目:コミノ島で透明度抜群の美しい海をのんびり楽しむ
- 午前:コミノ島観光
- ゴゾ島からフェリーで約15分。本島から約30分。息をのむほど透明なエメラルドグリーンの海が広がるコミノ島の「ブルーラグーン」へ。
海水浴やシュノーケリングが定番ですが、眺めているだけでも十分楽しいです。
海に飽きたら、徒歩で島を歩き回ってみるもの面白いですよ。
海とはうって変わって寒々とした丘(?)が広がっています。 - (※冬季や天候によってはフェリーが運航しないこともあるようです。そもそも晴れでないと魅力も大幅減ですので、天気予報に合わせてご予定頂くのをお勧めします)
- ゴゾ島からフェリーで約15分。本島から約30分。息をのむほど透明なエメラルドグリーンの海が広がるコミノ島の「ブルーラグーン」へ。
- 午後:ゴールデンベイへ
- コミノ島に飽きたら本島に戻り、ゴールデンベイの夕焼けを楽しみましょう。
港から距離的には近い場所にあります。絶景ですのでかなりおススメです。
※日没の時間は調べておきましょう
- コミノ島に飽きたら本島に戻り、ゴールデンベイの夕焼けを楽しみましょう。

4日目:ブルーグロットと古都イムディーナ
- 午前:青の洞窟
- マルタ南部に位置する「青の洞窟(Blue Grotto)」へ。ボートに乗って、波の浸食によって作られた美しい洞窟群を巡ります。
こちら冬季は運航しないことが多い層なのでお気を付けください。
- マルタ南部に位置する「青の洞窟(Blue Grotto)」へ。ボートに乗って、波の浸食によって作られた美しい洞窟群を巡ります。
- 午後:静寂の古都イムディーナとラバト
- 城壁に囲まれた「静寂の街」イムディーナへ。ブルーグロットから比較的行きやすいです。
中世の雰囲気が色濃く残る石畳の路地を歩けば、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。
写真は昼ですが、筆者のおすすめはライトアップされたイムディーナです。 - イムディーナに隣接するラバトでは、神秘的な「聖パウロの地下墓地」などが有名です。
- 城壁に囲まれた「静寂の街」イムディーナへ。ブルーグロットから比較的行きやすいです。
- 夜:セントジュリアンのナイトクラブへ
マルタはナイトクラブが有名です。
盗難や薬物関連にはお気を付けのうえお楽しみください。

5日目:マルサシュロックでお土産探し
※日曜日の朝限定です!雨の日にも開催されません(マルサシュロックが洪水のようになります)
- 午前:漁村マルサシュロック
- カラフルな「ルッツ」と呼ばれる伝統的な漁船が並ぶ、絵のように美しい漁村です。
市場では小さなサイズのサボテンのリキュールやマルタの伝統的なレースなどを買うことができてお土産選びにはぴったりです。
お土産はいらない、という場合にも色鮮やかな市場は大変綺麗ですのでタイミングが合えば足を運んでみてはいかがでしょうか。
レストランも立ち並んでいますので、海鮮料理を楽しむのが定番です。
- カラフルな「ルッツ」と呼ばれる伝統的な漁船が並ぶ、絵のように美しい漁村です。
- 午後:帰国準備
- スーパーでマルタのお土産を探して帰国に備えましょう!
特に有名なのはクンセルバというトマトペーストです。
- スーパーでマルタのお土産を探して帰国に備えましょう!
追加で訪れたい観光スポット
下記も有名なスポットです。
- ポパイ村(Popeye Village):
映画「ポパイ」の撮影セットがそのまま残された、ユニークで可愛らしいテーマパークです。
筆者は中には入らず、上から眺めるのみでした。
Popeye Village View PointとGoogleマップで調べると眺められる場所が出てきます。 - モスタ・ロチュンダ:世界で3番目に大きなドームを持つ教会で、第二次世界大戦中の奇跡でも知られる、歴史的にも重要な場所とのこと。
綺麗なので中に入ってみることをお勧めします。
以上、いかがでしょうか。
筆者が訪れた時から変わっている部分もあるかと思いますので、
細かいところはぜひご自身で確認のうえ参考にしていただければと思います。
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